第44話 :「利便性」

新たに担当するプロジェクトの立ち上げの打合せのために、会社の事業部に赴いたまぁ郎

仕事柄、いつもは職場に直行しているまぁ郎だが、その日は珍しく朝から所属している事業部があるビルまで行く必要があった


今住んでいるところの最寄り駅から普段の職場の最寄り駅までは、乗り換えが1回発生するが特に支障なく寧ろ便利な方だ

しかし、今回の行き先は普段の職場ではなく所属事業部だ


普段乗り換えているところで電車を乗り換えて、さらに乗り換えれば所属事業部に行くことができるため、最初はそのように出社することを考えていたまぁ郎

よくよく考えると、乗り換えなくてもそのまま電車に乗っていたら、電車一本で所属事業部があるところの近くまで行けることに気づいたまぁ郎

ここは明らかに盲点だった(というか、よく考えたらすぐ分かる話でもある)

ということで、そのまま乗り換えずに目的の駅まで向かい、その後歩いて出社したまぁ郎


普段出勤に使っている電車が職場に行く時だけでなく、所属事業部に行く時にも使うことができるのが完全に想定外だったまぁ郎

おまけにかなり通勤がラクなことまで知れて、密かに喜んでもいた

利便性がいかに大事かと、まぁ郎が思い知らされた日でもあった




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