第96話:「改善の兆し」
あれは暑い夏の日、いつも通り散髪に行ったまぁ郎
ここ1年ずっと通っている床屋
その日は前日に予約したこともあり、いつもとは違う担当者だった
とはいえ、まぁ郎は律儀に、毎回カットの参考画像を持参している
カットの前にどんな髪型を希望しているのか、担当者からまぁ郎に確認が入る
持参している画像とともに、希望を伝えるまぁ郎
いつも通りことは進むと思っていたが...
しばし前髪をカットされてる間、目を瞑っていたまぁ郎
目を開けた途端、驚愕し言葉を失ってしまったまぁ郎
前髪がさっぱり無くなっており、気づいた頃にはムショ上がりの坊主伸びかけみたいな髪型になってしまっていた...
初めの担当者とのコミュニケーション不足といわれるとそれまでだが
散髪後お店から毎回アンケートがメールで届くので、クレームというより改善希望という感じの意見としてアンケートに真摯な意見を送っておいたまぁ郎
意見した内容は、主に以下の2点
1.初めて担当するのであれば、カット前に長さなどを細かく確認してから進めて欲しい
2.持参している画像やカルテ(顧客毎のカルテを作っているのかは知らなかったが)を担当者間で情報共有してほしい
お店としては気に入っているため、より良いお店になって欲しいという思いと共に...
まぁしかし、人生初のほぼボウズ、、、いきなり髪型が変わったことで、特に職場でプチ騒動を勃発させていた当時のまぁ郎
この人何かやらかしたのか??
と、職場での周りの視線が痛かった...
その悲劇を乗り越え、3ヶ月が過ぎだいぶ髪が伸びてきたため改めて散髪に行ったまぁ郎
今回は事前に余裕を持って予約したこともあり、いつも担当してくれている担当者に戻っていた
前回のやらかし担当者も、途中お詫びに来てくれた
遺恨は残さない主義のため、そこで過去の出来事はシャンプーと共に全て水に流したまぁ郎
床屋だけにね!
今回の散髪中に、いくつかの改善の兆しに気づいたまぁ郎
1.髪型の希望や髪の長さを小まめに確認していた
・シャンプー後、カットに入る前に改めて希望の髪型を確認
・バック、フロント、トップ、サイドなど、それぞれカットする前、カット後に長さの確認
2.顧客のカルテを用意し、髪型やカットの特徴を記録していた
・参考に持っている画像を写真に残す・バック、フロント、トップ、サイドなど、カットする長さを細かく記録する
・出来上がりの感じを何枚か写真に残す
前回自分が意見した内容が採用されており、運用が改善されているように感じちょっとだけ嬉しくなったまぁ郎
手厚く対応されヘッドスパまでサービスされて、たまには、真摯に意見してみるもんだなと思ったまぁ郎であった
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